子供の歯ぎしり
こんにちは。
コロナはまだまだ油断はできませんが
自粛要請も少しずつ解除されはじめ
皆さんどんな毎日をお過ごしでしょうか?
お仕事や学校も再開され始めましたが
質の良い睡眠はしっかりと
とれていますでしょうか?
今回は【子供の歯ぎしり】についてお話しします。
子供の歯ぎしりに重要な因子として指摘されているのが「睡眠」です。
実は睡眠習慣が悪いと、歯ぎしりがより激しくなりやすいとされています。
深い睡眠状態を意味するノンレム睡眠時には
歯ぎしりは起こらないとも言われています。
他にも子供の歯ぎしりの原因には
①顎の位置を決めるため
→赤ちゃんは上下の歯が生え揃ってくると同時に
歯ぎしりをすると言われています。
ものを食べる時「吸う」🍼動作から「噛む」👄動作に変わりますが
吸う時に使う顎の位置を、噛む時に使う顎の位置に調整が必要になってきます。
その時に行うのが歯ぎしりです。
②永久歯が生えるためのスペース調整
→ 幼児期や学童期に行う歯ぎしりは
永久歯が生えてくるための準備として
起こっていると言われています。
この頃の子供は身体の成長に伴って
顎の骨格も大きく成長していきます。
すると、乳歯と乳歯の間に隙間ができてきます。
そうすると噛み合わせが悪くなるため
無意識のうちに噛みやすい位置に調整をする意味で
歯ぎしりをしています。
⚠︎永久歯が生え揃ってからの歯ぎしりは注意が必要です。
大人の歯ぎしりと同様に、歯がすり減ったり
歯や顎に負担をかけ歯茎の炎症や
顎関節の炎症を引き起こす原因になったりすることがあるので
一度歯医者さんへの相談をお勧めします。